春の肌荒れ、ひどい。

 

チークしてないのに頬ピンクだし、すっぴんだと、子供みたいに真っ赤、こんなの初めてで驚いた。

 

花粉皮膚炎とかいう厄介なやつっぽい。

 

せっかくの春が、ダメになる。

 

私の親友は春が嫌いと毎年言っているが、なんだか私も春が嫌いになりそうだ。

 

彼女がいうには、「春の独特な雰囲気(別れと出会いの季節)、御涙頂戴感に鬱憤が溜まる」 とのことだったが、「花粉皮膚炎」と「人の意見に流されやすい(同情しやすい)性分」のダブルパンチが故に、まじで春が嫌いになりそう。

 

ところで私はまだ大学一回生を終えたばかりの若人。。

 

つまり、去年の今頃は「高校の卒業式」をしていたのだ。

 

この話を振るとなぜか大概の人に驚かれてしまうが、私はふつうに去年まで高校生していた。

 

去年の2月、大学受験を終え、卒業を間近に控えた私は一人で青山あたりを散歩していた。

 

 

"青山あたりで 暮らすには

私は今どき おかたいの

紫色した タバコの煙

今夜も淋しく 飛ばしてるわ"

 

「ダンシング」という歌の詩である。いしだあゆみとティンパン・アレイ・ファミリーの曲で、

これは、バンドマンをしている友達のライブを観に行った際、転換中に流れていた曲の一つ。

聞いた瞬間、、「なにこれ…良い❤️」となり、、

Shazamで調べた。

(そしたら、作曲が細野晴臣だった。やっぱりな〜と思った。)

 

多分この曲を知ってから、受験が終わったとき、青山を何の目的もなく歩きたくなっていたのだと思う。

 

その曲のおかげか、怒涛の受験期を終えた直後の私にとって久しぶりにその界隈を歩くのは、良いリフレッシュになっていた。

 

実は、その日声をかけてくださった美容師さんをきっかけにサロンモデルをするようになった!

 

さらに予定通り卒業を迎え、

6年間の学園生活に終止符をうち

大学という新たな生活をスタートさせる。

あの散歩を皮切りに、どんどん春らしいできごとがおきた。

大学以外でもこの季節は、本当に様々な出会いを経験した。 

 

同い年はもちろん、歳上の知り合いが増えた。

もともと歳上の友達と関わることが多い方だったが、もっと増えた。

 

その時の私はまさに「春」を生きていたと思う。

別れと出会いをこの身このまま感じていたし、春のことが結構好きだった。

 

2018年は本当にいい1年だったと心から思っている。

そして、好きな季節ランキングトップスリーに生まれてこのかた苦手としていた夏が入るという、私的ビッグニュースが起きたのも、2018年、この年である。

 

そして2019年を迎える。

今年の春は、進級するだけなので、別れと出会い などという激情しそうな出来事が起こりそうにない。

それに加え、春早々弟の受験が玉砕し、家がはちゃめちゃに悶々としている。

なにもない代わりに、家ではこの空気感が変に浮き彫りになっている。

 

これから4月を迎え、さらに世間の春モードが全開になっていくことが予想される。それにしっかり乗って行く必要はないが、なんとなく置いてけぼりにされた感は、感じちゃうのだろうか。

 

なんだか私の中で「春嫌いになるなら今!」 と言わんばかりに、春の嫌気が押し寄せてくるような気がする。

だから、春の独特な雰囲気を感知しないように環境を変える。旅行に行く。そういうことじゃないような気もするけど。

 

そういう出来事ってたくさんある気がする。

苦手を意識しだすともうダメになっちゃうやつ。

人間関係とかのもそうなのだ。

生きてるうちはどんどん感じる。

 

でも、相対的に考えれば、夏秋冬がより好きになるということ。

 

だから、もう意識しないようにすると決めた。

このブログをきっかけに、春嫌いやめよう。

春になる前に!

 

2019年も、もりだくさんな1年にする!

 

私的春ソング🌸

ゆべし先輩/柴田聡子

 

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革命

andymoriの歌には 革命 というめちゃくちゃいい歌があるのをご存知だろうか。

 

私はこの曲のこと、聴けば聴くほど良さが出てくるんだと思っている。

 

andymori "革命" - YouTube

 

革命 を辞書で調ると、

 

①被支配階級が支配階級を倒して国家権力を奪い取り、政治・経済などの社会構造を根本的に変革すること。
②物事が社会生活に重大な影響をもたらすほど急激に発展・変革すること。

 

となっている。

 

andymoriは革命を出す前に ファンファーレと熱狂 っていうアルバムも出していて、そのアルバムの中で彼らは反社会的なことを歌いまくっていた。

 

だからこの、革命 という曲には反社会的な意味が込められているのか……!と思いきや、私の中でandymoriの 革命 はこういうことではないと解釈している。

 

"100回1000回10000回繰り返して
伝わらない届かない想いは
100日1000日10000日経った後で
きっと誰かの心に風を吹かせるんだ"

 

革命/andymori

 

急激に発展し変革させることが革命ならば、この歌詞は革命とはいえるのか。

 

実際、私たちは革命など望んでいないとおもう。

平穏な日々が続くことを一番望んでいる。

神社でお祈りするときも、

礼拝のときも、

変化より、安定を願いたい。

 

つまり、この曲にある革命ってのは、

全ての人にある日常の中での希望(平和、安定)

なのではないかなと思う。

 

世界を変えようとしながらも、その今を包み込むようなものこそ彼らが描く 革命 であり、

そんな、ささいな欲望でさえ、100回1000回10000回繰り返して伝わらなかったりする。

彼らは10000回、10000日、繰り返しても伝わらないかもしれない思いが、そのあとで誰かの心に風を吹かせるんだと歌っていた。

 

それが革命なんだという。

1000日後のために叫ぶのだと。

 

最後に、平和っぽい画像を載せておく。

 

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andymori

久しぶりにブログを書くことにした。

 

そして、久しぶりにandymoriをしっかりきいた。

 

小山田壮平のライブには行ったことがあるんだけど、実は私がandymoriを知ったのは小学生のころで、スリーピース体制のそれを生で聞いたことはない。

 

私の両親は、もともとスペースシャワーTVという会社に勤めていて(スタイリストや映像制作をしていたらしい)詳しいことはわからないがとにかく、わたしが生まれるころにはすでに、音楽が常に身近に感じられる環境ができていた。

 

だからか、ある程度の音楽の趣味趣向は、親に似ている部分があるし、影響はモロに受けてる。

 

そして、私が小学生の頃

andymori1984 を初めてきいた。

 

初めてきいた瞬間や、初めてみた瞬間を私は結構大事にしている節があるようで、この曲に限らず、結構昔の記憶もすんなり出てくる。

父が スタイルカウンシル の the cost of loving を流してくれたあの夜も、学校を風邪で休み、アメリカンビューティをみたあの昼間も、結構覚えいたりする。もちろん、親に隠れて銀杏BOYZの歌詞を読んだ小5の夏は忘れない。

 

話は戻るが、私の母は私が帰宅するころ、いつもリビングでアコースティックギターを爪弾いて、この歌(1984)を歌っていた。

本物バージョンは、聴いたことがなくて 初めて聴いた時はなんとも言えない 本物感 を抱いた。

 

その時のドキドキを覚えている。

 

そのあと、紆余曲折あって高校生の頃、andymoriをちゃんと聴くようになった。

 

その時多分、好きだった人とandymoriの話をめっちゃした。

その人と、くるりスーパーカーの話もした。

andymori好きな人とならうまくいくと思ってたけど、意外にもうまくはいかなかったりした。

 

親のようにあったかく、

悲しいときや苦しい時、いつもそばにいてくれたバンド。

友達のように気楽で、

簡単で単調な歌詞がスーッと心に寄り添ってくれる。

 

やっぱりandymoriが一番好きだと思った。

 

悲しいことや嫌なことがあってもそばにいてくれる家族や友人達がいること

小さな地球の小さな日本で暮らしている私が感じる些細な出来事

"こんな儚い世界の中に信じた人がいる"

 

代弁してくれる人がいるありがたさ。

 

日常の風景に溶け込んで、そのまま私のなかに沁みて、分散して、ずっと残ってる。

 

 

 

 

 

ミツメ

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ミツメのライブに行きました

 

一見、冷徹に思える音が、しずかに熱おび、しずかに鎮静してゆく様な曲。ふわっーと舞い込み、、振り返ったらいつのまにか消えているような。

詩の内容こそシンプルだが、それ故、日常に潜む何かじゃないのかと考えさせられる。

 

"それた話はどこに行くの

誰かのことも 忘れそうな時にふざけてる

 

夜はいつもみたいに 最後の曲にして待ってる

忘れそうな時にふざけてる

 

忘れそうな時に限って見かけても

何も変わらないよと言ってよ"

 

忘れる/ミツメ

 

こんな歌詞を、あんなクールな曲に乗せて、空気のように、無駄のないスマートな佇まいで演奏するなんて、ヤバいのである。

 

この詩のニュアンスや丁寧さを

しっかりと

感じることができる。

 

はぁ~。

 

最高 。笑

 

日本に生まれてよかったと思える所以。

 

ムシャクシャ

気持ちを共有するのは、本当に難しい。

 

できてるのか否かさえ確認できない。

 

説明が回りくどくなってしまうと、

言葉で感情を記号化してしまうようでダメだし、

あやふやな説明でニュアンスを伝えようとしても真っ当に伝わることなんかないのだから、どうすんだっつう話である。

 

そもそも、ひとりひとりの育ってきた環境は違う(セロリかよ)。

そうすると必然的に、ひとりひとりの感情も違うわけで、そんな人たちに自分の気持ちが伝わる方がおかしいとさえ、思う。

 

まともな文章がかけないほどに、私は今非常にムシャクシャしている。

 

ムシャクシャホリデーである。みうらじゅん氏に倣うとすればムシャクシャブームかもしれない。

 

 

 

 

 

ストロベリーショートケイクス

ストロベリーショートケイクス

この映画、空気感、生活感、退廃感、、全て愛せる おしなべて良い。

 

もともと魚喃キリコの漫画が原作になっていて、魚喃キリコは役としても登場する。

 

女の中に潜む影、憂鬱を超繊細な描写で綴られていて、強く生きる女性の 弱さ の描かれ方がとても美しい。

 

今日もどこかであの人たちが生活してて、あの部屋で あの土地で 存在しているんじゃないかなとかんじさせてくれる。

そういう映画に出会うとき、心が満たされる。

 

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